アップル歯科

ブリッジ・入れ歯との比較ご自身に合った治療選択のために

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インプラント・ブリッジ・入れ歯の違い

歯を失った際の治療法には、インプラントの他、入れ歯・ブリッジがあります。たしかにインプラントは優れた治療法ですが、すべての患者様に最適な治療法とは限りません。

当院は、患者様に可能な治療法をすべてご提案し、それぞれの治療法の長所・短所を詳しくご説明します。納得できる治療選択ができるよう、患者様の希望を踏まえたうえで、QOL(クオリティオブライフ)を第一に考えた治療をご提案して参ります。

インプラントとブリッジの比較

ブリッジ治療が他の歯に負担をかけることが理由で、「ブリッジにしたくない」とおっしゃる患者様が多いです。ブリッジは、損失した歯の両隣の健康な歯を削って支柱とし、橋を架けるように人工歯を入れます。
使う素材によっては保険が適用となりますし、固定式なので違和感が少なく、支えとなる歯にグラつき等なければ噛み心地も自分の歯に近いです。また、審美性は素材に左右されますが、セラミックを用いることで天然歯に近い審美性を回復することも可能です。

ブリッジの寿命は、支えとなる歯の状態によって大きく前後しますが、一般的に7~8年とされています。しかし、支えの歯が虫歯になると、治療をやり直す必要がありますし、支えの歯に負担がかかるためその歯がダメになってしまう場合も多いです。

  インプラント インプラント ブリッジ インプラント
見た目 天然歯と同等 素材により異なる
(セラミックならば天然歯と同等)
噛む力 天然歯と同等 天然歯より若干劣る
(支えの歯の状態により異なる)
治療期間 比較的長い 短い
違和感 なし なし
費用 保険適用外 保険が適用になる
(素材により保険外)
他の歯への影響 ない 支えとなる歯を削る
骨への影響 骨吸収を抑制する 骨吸収が進む

インプラントと入れ歯の比較

入れ歯は、多くの症例で適応となる治療法です。失った歯の本数により、「部分入れ歯」「総入れ歯」と種類が異なります。部分入れ歯は、残っている歯にバネをかけて支えるため、バネが見えて目立ってしまったり、バネをかける歯に負担をかけたりするなど、デメリットもあります。

保険が適用となり、外科手術なく、比較的短期間で治療を完了できるというメリットはありますが、咀嚼能力が総入れ歯で天然歯の10~20%程度になってしまうなど、うまく噛めないという大きなデメリットがあります。

入れ歯の寿命は一般的に4~5年とされていますが、骨吸収を抑制できないため、顎の骨が痩せると入れ歯が合わなくなり、作り直しが必要となります。

  インプラント インプラント 入れ歯 入れ歯
見た目 天然歯と同等 部分入れ歯の場合
金属のバネが目立つ
噛む力 天然歯と同等 低下する
(総入れ歯で天然歯の10~20%程度)
治療期間 比較的長い 短い
違和感 なし 違和感・異物感がある
費用 保険適用外 保険が適用になる
他の歯への影響 ない バネをかける歯に負担がかかる
骨への影響 骨吸収を抑制する 骨吸収が進む

「噛める歯」が
QOLを向上させる

近年、お口の健康と全身の健康が深く関係していることが明らかになっています。歯を失い噛めなくなると、認知症や糖尿病、脳血管疾患など、さまざまな病気の発症リスクが高まることがわかっています。
これらの病気は、QOL(生活の質)や健康寿命に大きく影響するため、生涯に渡っていきいきと健康に暮らすためには、お口の健康を守り、噛める歯を残すことが大切です。

歯の健康を口腔内だけの問題と捉えている人も多いのですが、将来の健康のために、歯を大切にしていただきたいと願っています。

インプラントで
「歯を守る」ことの
重要性

ブリッジは、両隣の健康な歯を削る必要があります。入れ歯は、支えとなる歯にバネをかけ、負担をかけてしまいます。インプラントには、「独立した歯が入る」「周囲の歯に負担をかけない」というメリットがありますが、これが、残っている歯を守り、将来に多くの歯を残すことにつながります。

ブリッジや入れ歯により、健康な歯に負担をかけると、その歯を失うリスクを高めることにつながります。補綴治療によって、さらに歯を失うリスクを高め、どんどん歯を失ってしまうこともあるのです。
インプラントにより、独立した歯を植立することは、残っている歯を守り、将来に歯を残します。

「噛む」ということは、ただ単に食事を楽しむためだけでなく、消化を助け消化器官の負担を軽減し、脳の働きを活性化します。表情筋を使うことによって、しわやたるみを防ぎ、はっきりとした発音も維持します。噛める歯を残すことが、全身の健康やQOLに大きく影響するのです。

将来の健康を見据えた
治療選択を

インプラント・ブリッジ・入れ歯には、それぞれメリットもあればデメリットもあります。デメリットも把握したうえで、将来を見据えた治療選択を行っていただきたいと願っています。
そのため、当院ではインプラント個別相談を無料で開催し、治療についてきちんと理解していただくことはもちろん、将来の健康への影響などを詳しくご説明しています。

治療を強制することはありません。治療についての理解を深めていただくことを目的に行っています。お気軽にご相談ください。