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インプラントの治療期間はどのくらい?

インプラントの治療期間はどのくらい?

インプラントのデメリットとして、治療期間の長さがよく取り上げられます。実際にはどのぐらいで治療が完了するのでしょうか。埋入本数や症例によって差がありますが、上顎と下顎の一般的な目安をお伝えします。

「インプラント治療は時間がかかる」といわれる理由

歯をインプラントにしたイメージ

インプラント治療には、人工歯根であるインプラントの材料チタンと骨がしっかり結合する「オッセオインテグレーション」を獲得するまでの治癒期間が必要です。

手術は1時間程度!
その後は骨と結合するまでの治癒期間です

磨き残しがあり落ち込んでいる歯

インプラントの埋入手術は、1~2本程度なら手術自体は15~40分、準備を含めても1時間ほどで完了します。それ以上の本数であっても90分以内に終わるケースが大半です。

虫歯や歯周病がある場合は病気の治療が必要です

虫歯や歯周病がある場合は、インプラント手術の前にそれらの病気の治療(初期治療)が必要になります。お口の状態が良くないままインプラントを埋入してしまうと、細菌感染などのトラブルの原因になるため、初期治療は欠かすことができません。

下あごは3ヵ月前後で骨と結合します

下顎は3カ月前後、早ければ2カ月ほどで骨と結合します

一般的に、治癒期間は骨がしっかりしている下顎の方が上顎より短く済みます。平均して3カ月前後、早ければ2カ月ほどで骨との結合が確認できます。

上あごは5ヵ月前後かかります

上顎は5カ月前後、骨が軟らかいため下顎より時間が必要です

上顎には、鼻の横に上顎洞と呼ばれる空洞が存在しており、下顎に比べて骨が軟らかいのが特徴です。骨とインプラント体が十分に結合するまでには、平均して5カ月前後の時間がかかります。

インプラントが1本の場合の通院回数は最短で5回です

インプラント治療をご希望される場合、カウンセリングと検査も含めて、当院では最短5回、以下の5ステップで治療が完了します。

カウンセリング・術前検査

1回目

カウンセリング・
術前検査

インプラント埋入

2回目

インプラント埋入

治癒期間(免荷期間)

3回目

抜糸→治癒期間
(免荷期間)

人工歯の装着

4回目

人工歯の型取り

人工歯の装着

5回目

人工歯の装着

ただし、歯周病などの病気がある場合は、インプラント治療の前に、病気の治療を優先します。
また、骨が足りない場合には、骨を増やす治療が必要になりますので、通院回数が増えたり、治療期間が長くなります。治療回数はあくまで目安としてお考えください。

インプラント治療の流れ

治療期間を短縮するための取り組み

当院では、患者様の身体的・精神的な負担を軽減するための取り組みを積極的に行っています。

骨との結合時間を短縮するための光機能化インプラント

女性がインプラントの歯を持っている

インプラントの材料であるチタンは、特殊な紫外線を当てることで、より骨と結合しやすくなるという特長があります。当院では、国内メーカー京セラメディカルや海外の大手メーカーであるノーベルバイオケア社のインプラントなどを取り扱っておりますが、すべて光機能化技術を用いて、骨との結合能力を向上させたうえで使用しています。

「抜歯が必要」でお悩みの方向けの抜歯即時埋入

抜歯即時埋入

抜歯が必要と言われた歯があってインプラント治療をお考えの方は、抜歯後即時埋入という治療方法もあります。通常は抜歯後、骨や粘膜が治るまでの治癒期間を設けますが、抜歯後即時埋入では抜歯痕を利用して、そのままインプラントを埋入します。
「骨の状態が良いこと」が必須条件ではありますが、治療期間の短縮はもちろん、抜歯とインプラント手術を1度に実施することで、お体への負担を軽減できます。

Quality of Lifeに配慮した治療に努めています

インプラント治療において、インプラント体と骨が結合するまでの治癒期間は欠かせないものですが、当院ではQOLに配慮したスムーズな治療に努めています。
無料カウンセリングでは、治療期間についてのご相談にもお答えしております。