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 インプラントコラム
知っていただきたいインプラントの話

インプラントの治療期間の目安は?

インプラント治療のトータル期間

インプラント埋入自体にかかる期間はおよそ1〜2日、治療に要するトータル期間は、患者様の症状によって変わりますので、一概には断定できませんが、一般的な目安としてはトータルで6〜12ヶ月前後かかるケースが多いようです。

インプラントの手術は1回法と2回法に分かれ、どちらを選択するかによっても期間は変わります。1回法はその名の通り、1度で手術を行う手術法です。一方、2回法は治療回数を2回に分けて行います。この地点では、1回法のほうが時間や身体の負担が少なくて済むのでは?と思われるかもしれませんが、どちらにもメリット・デメリットがあります。

インプラント手術の1回法と2回法の違い

1回法

インプラント治療における1回法とは、1度で手術を済ませる方法です。治療内容は歯肉を開き、インプラント体を顎の骨に埋入します。その際、インプラント体と人工歯を繋ぐための「アバットメント」というパーツは歯肉の上に露出させておきます。

歯肉の縫合が終わり、インプラント体が顎の骨に結合し、しっかりと固定されるまで待ちます。結合が終わるまでの期間は、上顎で6ヶ月以上、下顎で3ヶ月以上程度です。

●メリット
(1)歯肉の切開を1度で済ませることができるため、2回法よりも身体への負担が少ない。
(2)インプラント埋入後から被せものを装着するまでの治療期間が短く、治療回数も少ない。

●デメリット
歯肉の上にアバットメントが露出した状態で、顎の骨に固定されるまで生活するため、細菌感染のリスクが上がる。


2回法

インプラントを埋入するまでのプロセスは1回法と同じですが、埋入の際にインプラントを露出させずに、歯肉で完全に覆います。

●メリット
歯肉を覆うため、細菌感染などのトラブルの予防になります。感染リスクを避けるため、1回法よりも2回法を採用する歯科医院が多い傾向です。

●デメリット
1回法に比べて治療期間が長くなります。

インプラント治療が長引く場合

インプラント治療にかかる期間の目安をご紹介しましたが、患者様のお口の健康状態によっては長引く場合もあります。顎の骨や、歯肉が健康でしっかりされている方であればスムーズに治療が進む傾向ですが、逆に歯周病が進行していたり、顎の骨が少ない場合は、治療や骨造成と言われる手術を行う必要があるためです。

手術が終わってもメンテナンスは続けましょう

無事、インプラント手術が終わっても、最低3ヶ月に1度は定期検診に通うことをお勧めします。インプラント自体は丈夫な素材で作られていますが、歯垢が歯茎に貯まると、天然歯と同様に歯周炎を引き起こす可能性があります。最悪の場合、インプラントがグラつき、外れることもあります。そうならないために、定期的なメンテナンスは欠かさず行いましょう。

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