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 インプラントコラム
知っていただきたいインプラントの話

インプラントの失敗に繋がる原因とは!?

トラブルの原因

一般的にインプラント治療は成功率が高いといわれていますが、中には「治療後にインプラントが外れた」「治療部位が痛い」など、稀にトラブルが起こるケースもあります。

失敗しないために対策はしっかりしましょう

インプラント治療が失敗する原因は様々ありますが、今回はその中でも代表的な原因をいくつかご紹介します。インプラント治療は歯を失った際に受ける治療の中でも、機能性、審美性ともに優れた治療だといえますが、自由診療となるため健康保険が適用されません。

お金と時間をかけて治療に臨むのであれば、失敗しないために出来る限りのことを対策を行い、成功につなげましょう。

インプラント治療が失敗する原因5選

原因1) 喫煙

タバコに含まれるニコチンは免疫機能を下げてしまうため、歯茎にダメージを与え、歯周病を引き起こす原因となります。歯周病が進行するということは、インプラントを支える歯茎や顎の骨を弱らせてしまうい、結果的にインプラント体がはずれてしまうリスクがあります。

●対策:禁煙、もしくは吸う本数を減らしましょう


原因2)食いしばり、歯軋り

インプラントは顎の骨としっかり結合させることで、天然歯に近い咀嚼機能が発揮できます。
しかし、食いしばりや歯軋りなどの「咬む力」が激しいことで骨との結合が壊れてしまうことがあります。

●対策:マウスピース(ナイトガード)で歯茎を守る


原因3) お口の衛生環境が悪い

インプラント周辺に、歯垢や歯石が多く付着したまま放置すると、歯周病に罹患する可能性が上がります。
歯周病になるということはインプラントを支えている顎の骨を弱らせる原因となります。

●対策:正しい歯磨きを継続する。歯の定期検診に通う。


原因4) 顎の骨が少ない

生まれつきや、重度の歯周病などにより、顎の骨が少ない方がいらっしゃいます。インプラント治療は、インプラント体を顎の骨に埋め込む治療ですので、ある程度の骨の厚みが必要となるため、あまりに骨の量が少なく、薄い場合は治療ができないということもあります。
ただし、骨が少なかったとしても、足りない骨を補うための骨造成という治療を行うことで、インプラント治療ができる場合もあります。

●対策:骨造成を行い、インプラントが埋入できる状態にする


原因5) 糖尿病

糖尿病は、細菌に対する抵抗力や免疫力が低下させます。そのため、歯周病にも罹患しやすく、血糖値のコントロールができないため、歯周病が重症化しやすいのです。
糖尿病を患わっている方は、残念ながらインプラント治療を断念せざるをえない場合がありますが、HbA1c(エッチビーエーワンシー)という値が7.0未満であればインプラント治療ができる場合もあります。

インプラントを成功させるために

そもそも、インプラント治療における成功とは「インプラントがきちんと定着し、天然歯に近い噛み心地を取り戻すことができること」だと考えております。
治療を成功させるためには、歯肉や骨へダメージを与えることを避け、リスクを軽減することが重要です。また、歯科医師の技術、診断能力のレベルも成功率に大きく影響するため、歯医者選びも大切です。歯科医院の実績や評判なども加味して、慎重にお選びください。

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