アップル歯科
ホームホーム 歯の回覧板TOP インプラントの仮歯の役割とは

インプラントで仮歯が必要なの?
重要な役割とは

インプラント治療に食事制限は?術前に確認したいポイント

インプラント治療では、完成前に「仮歯」を使うことがあります。仮歯は見た目や噛む力を支えてくれる大切な役割がありますが、「外れたらどうしよう」「違和感や痛みがあるかも」と不安に感じる方も少なくありません。

このコラムでは、仮歯が必要な理由や日常生活での注意点について、わかりやすく解説します。正しい知識を持っていれば、不安を軽減して安心して過ごせるのでぜひ参考にしてください。

インプラントで仮歯を装着する理由

「なぜすぐに人工歯を入れないの?」と疑問に思う方も多いでしょう。実は、インプラント治療では仮歯は見た目だけでなく、最終的な仕上がりの質を左右する大切な工程です。

骨とインプラントの安定を守るため

手術直後のインプラントはまだ骨としっかり結合していないため、仮歯を使うことで噛む力を調整し、安定した治癒をサポートします。

歯ぐきの形を整えるため

また、仮歯は歯ぐきの形を整える役割もあります。仮歯によって歯ぐきが自然な形に整うことで、最終的な人工歯の見た目を美しく仕上げることができます。

噛み合わせを確認するため

噛み合わせを確認する役割もあります。仮歯の段階で噛み合わせを確認することで、完成した人工歯を違和感なくフィットさせる準備ができます。

仮歯期間の注意事項

仮歯はプラスチック製で、最終的に入れる人工歯の素材とは異なります。そのため、使用中はいくつか注意が必要です。

注意

硬いものは避ける

おせんべいやナッツなどを噛むと、仮歯が欠けたり外れたりすることがあります。無理に噛むことでインプラント自体に負担がかかることもあるため、負担のかからないの食事をとるようにしましょう。また、極力インプラントを埋入していない方の顎で咀嚼することを心がけましょう。

注意

フロスの使用は控える

歯の間の掃除にフロスを使うと、仮歯が動いたり外れる原因になることがあります。歯ブラシや歯間ブラシでやさしく清掃し、仮歯部分を清潔に保つようにしましょう。

注意

治療を中断しない

仮歯はあくまで準備段階です。この時期に通院を遅らせたり治療を中断すると、骨や歯ぐきの安定が妨げられ、将来的に人工歯の仕上がりに影響したり、トラブルの原因になることがあります。

インプラントの仮歯FAQ

仮歯をつける期間の目安は?

仮歯の装着期間は、インプラントの部位や骨の状態によって異なります。一般的には、骨とインプラントがしっかり結合する3~6ヶ月まで仮歯で経過を見ます。ただし、前歯など審美性が特に重要な部位では、治療の早い段階で仮歯を入れることもあります。

仮歯が外れたらどうする?

仮歯は着脱できるように装着しているため、外れることがあります。外れた場合は、自分で無理に装着せず、外れた仮歯を必ず保管したうえで、できるだけ早く歯科医院に連絡しましょう。仮歯を放置すると、噛み合わせが崩れたり、治療の進行に影響が出ることがあるため、早めの対応が大切です。

仮歯が痛いときは?

痛みがあるときは我慢せずご連絡ください。仮歯装着中は、話しにくさや食べにくさなどの違和感が出ることがありますが、痛みがある場合は何らかのトラブルの可能性があります。

仮歯も安心して使える
インプラント治療を

インプラント治療における仮歯は、見た目や噛む機能を支えるだけでなく、治療の成功に直結する重要な役割を担っています。アップル歯科グループ(明石・三宮・加古川・尼崎・梅田・難波・枚方・伊丹・六本松・京都)では、仮歯の段階から患者さまが安心して治療を受けられるよう、丁寧にサポートしています。仮歯や治療中のセルフケアに不安がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。