インプラント手術前に風邪を引いたら延期すべき?
寒さが厳しくなるこの時期は、体調を崩しやすくなるものです。特にインプラント手術という大きなイベントを控えていると、緊張や疲れから、喉の痛みや鼻水といった風邪の初期症状が現れることも少なくありません。「せっかく予約した日だから、無理をしてでも受けるべき?」 「でも、手術中に咳き込んだら危ないかも……」
そんな不安を抱えている方に向けて、今回はインプラント手術と風邪の関係、そして体調不良時の判断基準について詳しくお話しします。
風邪を引いたと感じたら、まずは早めに歯科医院へご連絡ください。以下のようなケースでは、安全を最優先し、手術の延期や日程変更が必要になる場合があります。
「軽い鼻水だけだから」といった自己判断は禁物です。事前にご相談いただくことで、歯科医師が術後の経過やリスクを予測し、安全に治療を行えるかどうかを適切に判断します。
無理をして手術を受けることは、せっかく入れたインプラントの寿命を縮めてしまうことにも繋がりかねません。具体的にどのようなリスクがあるのか、知っておきたい3つのポイントをまとめました。
免疫力低下による
細菌感染
インプラントを顎の骨に埋入した直後は、傷口が最もデリケートな時期です。風邪により全身の免疫力が低下していると、本来なら抑え込めるはずの細菌に感染しやすくなります。感染が起きると、インプラントが骨と結合が妨げられ、最悪の場合はインプラントが脱落してしまうことにもなりかねません。
麻酔の効果や体調変化
風邪で発熱や倦怠感がある時は、自律神経が乱れ、血圧や脈拍が不安定になりがちです。これにより、局所麻酔が普段通りに効きにくかったり、逆に麻酔による血圧の変動が大きく出たりすることがあります。安全に麻酔を管理し、安定した状態で手術を行うためには、健康な体調であることが大前提となります。
手術中の安全確保
インプラント手術には、数ミリ単位の非常に精密な処置が求められます。鼻詰まりによる呼吸の苦しさや、突発的な咳・くしゃみは、手元の狂いを招き思わぬ事故につながる恐れがあります。安全に、そして正確にインプラントを埋入するためにも、体調に不安がある状態での手術は危険です。
手術当日を万全のコンディションで迎えるために、今日からできる3つの習慣を心がけましょう。
早めに連絡を